ツバサテック

ツバサのポートフォリオ日記

マナーなんてどうでも良いと思う理由

イケダハヤトさんのこのエントリーみて、自分でも思うところあって書きました。 「名刺の渡し方がなってない」と叱られた?低レベルなマナーを気にする人としか仕事ができない、己のレベルの低さを恥じよう

くっだらねー! そんなことを気にする人は、そもそもレベルが低いんです。 何を気にして生きているのやら。 その分のエネルギーを仕事に注いでくださいよ。 マナーとかマジでどうでもいいw

ストレートですね。私は、ここまで、上手に表現できないですけど、本当に、言い当てているなと思います。会社に勤めていて、求められるのは、絶対的に会社の利益だと僕は思っています。

正直経営者が求めているものってそれ以上でも、以下でもなくて、「会社の利益」のはずです。

で、問題なのは、マナーって数値化できないんですよ。

マナーが10%向上したら、会社の利益が10%向上するわけでもないですし、 そもそも、マナーって10%向上って誰がどう図るんですか?という話です。

昔、役員に「決裁のサインをもらって良いですか?」って聞きにいった時に、 横で聞いていた、上司が「役員に向かって、サインもらって良いですか?はないだろう。」と言われたことがありますが、 「じゃあ、どう言えば良いんですか?」という質問に「俺は、今のを聞いて、無いなと思った。もっと、敬うように言ってほしい」と言われました。

これ、まったく回答になっていないですよね。

そもそも、役員とも親しくしていた状態で、私は彼が忙しいのを分かっているので、 必ず、最初に声をかける時には、何をやってほしいのか明確に伝えるようにしています。

例えば、 ・承諾 (Yes or No)の判断を求めているのか? ・プロダクトの進捗の共有なのか? ・意見を求めているのか?

などです。 役員レベルになると、決断することも多いですし、イチイチ「最近どうですか? のような一般的な話に答える時間さえ惜しい時だってあります」私だって同僚の質問に対して、「で、結局あなたは、何を話したいの? 私は何をすれば良いの?」という質問をしたいのをぐっと堪えて、最後まで話を聞いている時だってあります。

上のレベルに行けば、行くほど、こういう状態って多いし、相談者に対して、汲んでもらいたいと思っていると思うんですよ。 ただそうはいっても、昔の人ってマナー、マナーってうるさかったのは、多分昔は、

マナーを良くする以外にやることない人が多かったんだと思います

これから就職する人に求められる条件って、例えば、Word,Excelが当たり前にあって、 英語、プログラムができれば尚可とかざらにあります。

昔って、まじめに働いてくれれば、年功序列でそれなりに給料もよくなっていくから、成果が上がらなくても、上司の評価で なんとかなったんでしょうね。 そこで、求められるのが、「マナーが良い人」だったんだと思います。

あいつは感じの良いやつだな。と思われるのが何よりも優先されていたんだと思います。

けど、メルカリみたいに、GitHub採用を開始して、話題になりましたが、

そこにあるのは2行だけ!メルカリの完全実力主義『GitHub採用』のねらい(前編)

—応募の際に履歴書、職務経歴書などが不要ということですか? 石黒:そうですね。エンジニアの採用に関しては、「何をやってきたか」と「何を作っているか」という点だけにフォーカスしています。これは中途採用にかぎらず、新卒採用もそうなのですが「明日からでも働ける人」というのを基準にしているんです。

GitHub採用って何よりも、自分が何をやってきたかか重視されるので、マナーの講習参加は後回し、「よし、自分のアプリを作りまくるぞ」って人、一定の割合でてくると思うんですよ。

いまのIT業界って、スピード感がないと生きていけない業界なので、人格もA、業績もA の人って本当にレアだなって思います。 優秀な人ほど、どこかガンコなところがあったりします。

つまり、マナーなんてどうでも良いと思う理由としては、マナーも社会人のスキルの一部なので、絶対に必要なものではなくて、あくまで、 その人の評価基準の一つでしかないということです。